良き精神は良き身体に宿る 心身の健康を増進し よりよい生き方へつなげませんか?臨床心理士 岡嵜順子がご提案します。
誌上セミナー:ストレス対策・ストレスマネジメント 1
受験を控えたこの時期、緊張し、不安を感じている人は少なくないでしょう。
食欲がなくなったり、寝付きが悪い人もいるかもしれません。
試験や試合、人前での発表などの緊張を強いられる場面で、
不安を感じたり、「あがる」のは、よくある体験です。
誰でも試験では良い点を取りたいし、試合には勝ちたいのです。
そのため、「失敗したらどうしよう」と自意識が強くなり、余分な緊張が入り、
いつも通りの判断や行動がしにくくなります。
この状態を「あがる」と言います。
NHKの「ようこそ先輩」という番組の中で、メジャーリーグの長谷川選手が母校の小学生と
以下のような実験をしました。
★ 怒った顔で走るの
★ にこにこ顔で走る
どちらが良い記録が出たでしょう?
あなたはどちらが速いと思いますか?
ニコニコ顔の方が、怒った表情の時より4秒ほど速かったのです。
怒ると余分な緊張で身体が固くなり真価を出しにくい…
上手に緊張を解き、リラックスするのが実力発揮への近道。
試験や試合の折りには、呼吸法、漸進性弛緩法、自律訓練法などの
ストレスマネージメント技法を上手に取り入れ、自分の実力を存分に発揮して下さい。
誌上セミナーには、ストレスマネジメント技法1~6まで
それぞれの技法の簡単な説明と施行法を記しました。
眠る前、休み時間など、毎日練習し、本番に備えましょう。
ご健闘を祈ります。
その2 イメージ呼吸法は次へ
http://www.mental-service.com/2008/02/2_1.html#more
当予防医学心理学研究室(兵庫県神戸市)は、
個人カウンセリングやメンタルヘルスセミナー講師:
企業のメンタルヘルスケア、特定保健指導、メタボ撃退
やせる心理学担当の臨床心理士 岡嵜順子と
音楽療法士の後藤浩子が活動しております。