書き初め

 3学期始業式前日、つまり、冬休み最終日、私は、子どもの書き初めをした。
 
 あ、また、怒られそうな話。

 何かの仕事との交換で請け負った。字は『温故知新』。いいことば。書くに不足なし。
 一枚書いて、もう充分。それ以上書いても同じと思い、筆を置いた。久しぶりに書いた毛筆。何か気分がいい。中3の娘に見せると、「オオ!」と感嘆の声。「あんまり上手に書かんといてよ。職員室の横に貼られても困るし…」と。それほどでも…フフフ。
 いい気分ついでに、中1の息子の名前でもう一枚『温故知新』を書いて、「はい、中3の冬休みの宿題!」と渡した。息子曰く「オレが3年になったら、ちがう言葉かも。」まあいい。
 
 さて、翌日、書き初めを提出した娘に、「どうだった?お母さんの書き初め、ダントツできれいだったでしょう?」とたずねると、大笑いだった。「ほとんどの子がお母さんに書いてもらっとった。」だと。
 きっと、お母さんたちの書き初めが職員室横を飾るのでしょう。

コメント (2)

石川かおり:

先生の書き初めなら、さぞきれいだったでしょうね。

去年の夏休み高1の息子はクロスステッチの宿題がありました。お母さん、お姉ちゃん、妹にやってもらった子が多数いたと聞いていましたが、作品展を見て納得。

明らかに自分でやったと思われる貧相な作品から、どう見ても女の子かお母さんが選んだように見える図案、出来映えの物まで様々でした。あ、もちろん、自分でやったと思われる力作もありましたが。

ちなみにうちの息子は貧相な部類でした。別に頼んでこなかったので。

後藤浩子:

 石川さん、今年もよろしくお願いします。
 高1の男の子がクロスステッチをやっている姿、いいなあ。想像するだけで、いい感じですね。
 私も、何十年かぶりで習字をかいてみて、習字っていいもんだなあと思いました。たった2枚だけど、気持ちが一瞬ピンと引き締まって、すっきりとしました。自分が中学時代、宿題をやっているとき、そんな精神にまではなれなかった気がする…。

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