六甲颪が教会に響く

先週の日曜に叔母が亡くなった。母の一番上の姉で93歳。
その昔、私の祖父が叔母一家といっしょに住んでいたものだから、皆が、祖父宅にいくたびに、その叔母にお世話になっていた。
天真爛漫で、「純粋」を絵にかいたような方で、親戚一同から慕われていた。
私も高校を出て、鹿児島から関西にきたときから、どれだけお世話になったことか…。
従兄弟たちが、関西や東京在住であったため、私たち兄弟は、ずいぶん、田舎者であることを卑下していた。
でも、叔母は、それを払拭してくれていた。

そんな叔母が好きだったのが、かつての宝塚歌劇団。天津乙女などの世界。
宝塚は叔母の父親(つまりは私の祖父)から唯一許された観劇だったそうだ。
それは、男がいないから…らしかった。

そして、結婚後に、連れ合いの叔父の影響を受けて、阪神タイガースの熱烈なファンになったのだった。

さて、水曜日に教会でお葬式。
私は、叔母にお世話になった感謝の気持ちを伝えさせてほしいと、お葬式のオルガン奏楽をさせてもらった。
そして、愛唱の讃美歌などを歌い、牧師先生のお話もあった後に、参列者全員で、棺に花を入れて、告別の時間になった。

そのとき、オルガンで何を演奏したと思われますか?
そうなんです。
『すみれの花咲く頃』と、『六甲颪』。
最初は静かに、しかし、しっかりと演奏したのです。。
叔母に届くように、心を込めて。

教会に鳴り響いた『すみれの花』と『六甲颪』。
叔母に届いたかなあ?
ほんとうに、ありがとうございました。

コメント (4)

伯母様のご逝去、お悼み申し上げます。

気持ちの優しい 良い伯母様だったのでしょうね。

「スミレの花咲く頃」と「六甲颪」どんなにか、優しい調べだったでしょう。

合掌

おかざき 拝

後藤浩子:

おかざき先生、ありがとうございます。
ほんとうにやさしいすてきな自然体の伯母でした。

このお葬式の後、兄嫁が「私の時も弾いてほしい。」と。
いえいえ、私の方が先だから、弾けないかも、と、答えました。

兄嫁は私より4歳下なので…。

でも、お葬式にその人の大好きな歌が流れるって、いいですよね。

石川かおり:

神様の御許に召された伯母様の安らかなお眠りお祈り申し上げます。

キリスト教のお葬式は賛美歌が流れ、いかにも昇天しそうな感じがするので、好きです。

好きな曲で見送られるのは素敵ですね。


後藤浩子:

石川かおりさま

お気さしブリです。
せっかくコメント書いてくださったのに、ごぶさたしてすみません。
「いかにも昇天しそうな…」のことば、言い得ていますね。
お元気で。
                  後藤浩子

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