修学旅行で心に残ったこと
実は、悲しや、私の高校では修学旅行がなかった。
鹿児島という男尊女卑の風土でしょうか?
二歳上の兄の代までは、修学旅行があったのだが、なんと女子のみ。
クラスの女子だけが修学旅行に行き、男子は授業というかたち。
男子は高校卒業後も県外に遠く羽ばたいていくが、
女子は鹿児島に残るだろうから、
女子だけ県外への旅行を経験させようという配慮?という記憶が…。
兄たちが、生徒総会で、「全員でいく修学旅行」を求めて学校に提案したが、
先生たちの「そんなら、お前たちは、現役で大学に受かることができるのか?!」
の一喝で、うやむやに。
そして、その次の年から、“平等”に修学旅行が無くなったというわけ。
今では信じられないできごと。
しばらく忘れていた「高校の修学旅行」の思い出でした。
さて、私が行けなかった修学旅行。
高2の娘が北海道への二泊三日の修学旅行へいってきた。
たくさんの最高の思い出の中、娘が、話した話。
夜、全員でゲームで盛り上がった、その後の出来事。
生徒指導の先生がマイクをとり、
「みんな、ゲームをして楽しくなっているときに、
水を差すようで悪いが、今から言う生徒、その場で立て!」
一同、ギョッとして何?何?
二人の生徒が名を呼ばれて起立した。
「お前ら、何で呼ばれたか、心当たりあるよな?!」
二人、首をかしげ、そしてうつむく。
そのとき、電気が消え、真っ暗に。
流れてきたのが、♪ ハッピイバースディ トゥ ユウ~ ♪♪ の音楽。
そして、電気がつくと、
イカツイ生徒指導の先生が、ハッピイバースディの歌に合わせて、
二人の名前を書いたパネルを左右に揺らしている!
緊張が一転、その二人の誕生祝いの時間になったという話。
もう、笑ろた、笑ろた!と。
なんと、粋な計らい。
その二泊三日中に誕生日を迎えた二人だったというわけ。
一瞬、本当にギクリとしたらしいが、なんとユーモアのある先生方。
娘の修学旅行思い出話の第一位でした。
いいなあ、青春。
そして、何といい学校!