2011年12月29日

2011年 本年の御礼

今年も押し詰まって参りました。

終わり良ければ全て良し。
良い締めくくりをしたいですね。

今年は3月の東日本大震災、原発事故、節電、
超円高、タイの洪水 そして朝鮮半島情勢の不安定化など
日本を取り巻く環境は厳しさを増しているように感じられます。

そのなかで、世界中から寄せられた被災地への慰め、
なでしこジャパンの快挙、そして「絆」など、
ホッとするニュースもいくつかありました。

当室は今年も、フィールドワークである
災害支援・事件事故対応と同時に
産業界や大学 病院臨床に携わり
多くの方にお目にかかることが出来ました。

厳しい時代を乗り切るためにも、働く方々のメンタルヘルスの改善、
病気からの回復、
心身ともに生き生きと気持の良い日々を過ごして頂く支援は必須です。

同時に、心身の病気を引き起こさない毎日を!
「予防に勝る対策無し」
として、当室一同、新しい年にも一生懸命励む所存です。

2012年こそ、皆様、そして日本、世界が 元気になれますように。
どうか皆さまも良いお年をお迎えくださいませ。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

予防医学心理学(楽)研究室
おかざきじゅんこ
スタッフ一同

2011年09月10日

震災・津波 半年   みんなで超えていきましょう   仙台での研修

震災・津波後 半年
被害に遭われた方々、そして 震災後 心を痛めていらっしゃる皆様に
お見舞い申し上げます。


9月8日 仙台市中央市民センターにおいて
テーマ メンタルヘルス対策における重要ポイント
 震災からもうすぐ半年。 これから従業員をどう支えますか
主催 日本マンパワー  後援 仙台市
を担当させて頂きました。

会場にほぼ一杯の受講生。
皆様 熱心に耳を傾けて下さいました。

約2時間の研修終了後、質問タイムをもうけました。

やはり、被害の話、 従業員の不調、 疲弊など ご相談が多かったです。
半年のこの時期から 少しずつ格差 温度差が生じてきます。

家のある人、生活の再建に向かえた人は すさまじい災害トラウマからゆっくりと回復していけます。
ただ、まだまだ ほぼ毎日のように余震がある状況では、postにならない現状が・・・
まだ渦中の可能性も大と感じました。


喪失トラウマ:大事な人、もの、思い出、 場所などを亡くした人
 これもきついですね。 家を失くし、 身内や知り合いを亡くし、 そして慣れ親しんだ美しい風景を失くした人々。  一次産業従事者が多く、職を失った人も少なくありません。
一家の大黒柱、 家、 生活の基盤を失くした人・・・・喪の仕事をゆっくりと始めていっていらっしゃるのでしょうか・・・

生活トラウマ(日々の生活にまだまだ不自由な人)
 これはゆっくりと 疲れをもたらしますね。
 疲弊


半年たち、 初めて訪問した5月の連休明けと比べても、
空港そのものも 通常に近い形でオープンしていましたし、
信号機も回復 ただ、相変わらず、瓦礫 特に鉄くずや流された車が積み上がっている区域がありました。

仙台市街はもともと 美しいままでしたが

湾岸部はどうなんだろう・・・
石巻の人たちは元気なんだろうか・・・
改めて、また訪問したいと感じました。

ただね、 
命の瀬戸際に立たされたとき、人は真剣になり、 本気になり、
ぎりぎりのところで、命が輝き始める場面にも遭遇しています。

今までの日常がどれほど 幸せであったかを 再認識したり、
真剣に人のために役立つことをしたいと思い始めたり、
苦難は人を鍛えてくれるという見聞を今回もたくさん教えられました。

目の前の大きな苦しみも、
みんなで助け合えば、 超えやすくなります。

あなたは一人じゃない。
みんなで 頑張っていきましょう。

2011年05月24日

石巻へ

5月9日から 文科省、宮城県そして 日本心理臨床学会 東日本大震災支援センターの共同事業として、開始された スクールカウンセラー派遣事業の第一陣として、
石巻へ入りました。

また詳細は ゆっくり記していきたいと思っています。

まだまだ 石巻では 鎮魂と祈りの時間が流れています。

2011年05月03日

東日本大震災で被害に遭われた方へ

昨日来、大きな地震に胸がつぶれる思いです。
被害に遭われた方へ、助け合い、支えていきましょう。

被災地外の ご心配でいっぱいの方々へ

過去の震災や様々な事件事故対応を担当した身として、
どうぞ皆様、それぞれのご家庭で、職場で、コミュニティで
「悲しみを中心に据えて、日常生活を大切に(河合隼雄 1997) 」
お過ごし下さい。


危機は人間の主体性と尊厳を脅かす
 過去の心の傷を呼び覚ます
 一人では乗り越えられない
 人と人との良いつながりと
 過去の悲劇によって学んだ
 知恵によって乗り越えられる

2011年03月19日

街に元気を!

震災対応で、

知恵のある人は知恵を
力のある人は力を
お金のある人はお金を
何もない人は 元気を出しましょう

今日、聞いた 良い話(*^_^*)

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2011年03月10日

ビジョン!  リーダーの決断

今、日本を取り巻く現況は 厚い雲に覆われている感があるのは、
私だけだろうか?

春 3月 卒業のとき、
関わっている中学でも 卒業式を迎える。

身体も心も大きく育った 子どもたちの姿。

この学校は 初めて入った4年前、名門のはずなのに、なぜかざらっとした嫌な感触があった。
子どもが挨拶をしない。校舎のなかに砂と埃。歩きながら唾を吐く子。

いやな予感が どんどんふくれあがり、
クラスが、学校が、どんどん荒れていく現場に立ち会うことになってしまった。

無法地帯に近い状態になり、
最後には、教室のドアも蹴破られ 冷たい空気が教室へ入り込むようになった。

大人しい子どもたちが困った顔をして、
『先生の言っていることが聞こえない』『教室が怖い』『行きたくない』と訴え始めた。

とうとう、「こんな学校に子どもは預けられない」と 転校を申し出る保護者まで出てきた。

どこから手を打って良いのか、おろおろしている私の横で、
校長も苦渋の表情を浮かべていたが、ある日、的確に手を打ち始めた。

それは校内美化。
校舎の改築工事が終わったとたんに、きれいになった校舎は下足禁止となった。

その後、矢継ぎ早に、ペンキの塗り替え、外壁にハンギングフラワー
学校にいくたびに、何かた新しくなり、何かがきれいになっていた。

メンバーも替わった。
大幅な人員入れ替え。
魅力的な教員 子どもを引きつける授業をできる人を集めてくる。

校長にとって学校改善3種の神器。
授業、部活、学級経営

徹底した校内美化、 質の良い教師の導入、 子どもに徹底して規律を守らせる。 
しかもそのすべてを 子どもの中から生み出させるように、
生徒会の組織化

保護者を巻き込み、校内美化
そして挨拶運動。 

ある日、タクシーの運転手である保護者が 帰宅後、
「もうU中は大丈夫だよ。 父さんが夜遅くに流しているとき、
校舎の廊下に人影がして、右へ左へ移動しているから、何をしているんだろうと
目をこらすと
校長と生徒指導担当が 廊下をモップで掃除していた。
それから通るとき、気をつけてみていると、ほぼ毎晩毎晩!」

そして5月、職員室にきている子どもの表情をみたとき、
ああ、U中はもう大丈夫!と確信した。

素直なはにかみと 先生を信頼しきった笑顔
大人に対して安心しきった表情の 子どもがいた!

学校でも会社でも、社会でも崩れるのは、一瞬! 立て直すのは大変。

でも、こんなに見事に立て直した学校を体験したのは、初めて。

丸々3年かかったけれど、今は見事な中学。
子どもたちが 笑顔で行き交い、爽やかな空気が満ちている。

リーダーは ビジョンが必要。

あなたは この学校を、この会社をどの方向へ向けていきたいですか?
数年後に学校、あなたの会社がどの方向を目指せば良いと考えますか?
その具体的手立ては?


卒業式を迎え、
一番、味わえるのは、一番 頑張った人

この春 退職される校長が、一番 卒業式を味わっていらっしゃると感じる。

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2011年03月09日

胸がいっぱいになる便り(*^_^*)

こんな仕事をさせて貰っていると、1年に数回感激で胸が一杯になることがあります。

4年前まで 関わらせていただいた学校で、
2年間 サポートした少年の母からメールが届きました。

この方の坊やは中学の時、小児癌で生死を彷徨い、辛い抗癌治療を2年に渡り頑張られました。母はずっと、この少年を支えられたのです。

折々に便りを頂いていたので近況は把握していたのですが、
素晴らしいですね\(^o^)/

カウンセラー冥利につきます
♪───O(≧∇≦)O────♪


以下にいただいたメールを引用します。

***ここから***

ご無沙汰しています。
Nは3/1に皆勤で県立K高校を卒業することができました。 そして○○大医学部医学科に前期一般で合格しました。
300人中40人だったので、涙涙でした。
一番苦しい時に、心から支えてくださったこと、感謝しております。
ご報告まで。


死と隣り合わせの恐怖や不安でいっぱいの彼に、
<笑いは免疫力をあげるんだよ>、
<こうなったら良いね>、と <回復したときのたくさんの夢を持とうね>、
と伝えながら、
つらい抗癌治療を超えるために、呼吸法や漸進性弛緩法、自律訓練法を試すように
実習してもらいました。

素晴らしく聡明な少年で、それ以来、一切弱音を吐かなくなっただけでなく、
嘔吐しながらも 『僕は勉強するんだ』と院内学級に這ってでも出向き、
勉強していた 彼。

こんな少年を育てたお母様も素晴らしい!


彼が 実りのある大学生活を送ってくれることを祈っています。

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2010年09月11日

眠らせない(*^_^*)

初日 台風、その後炎暑のなか、集中講義が終わった。

毎日20数名の学生
朝9時過ぎから延々17時半頃まで、
暑いさなかに、ひたすら勉強する君たちは偉い! 
でも、がんばった私も偉い(*^_^*)

最初は何となく堅い雰囲気だった。
そのうち、少しずつ花開くように、表情が灯り始める。

名簿にない学生が一人???

「どうしても受けたいんです。」
『え、良いけど、単位とれないですよ』
「院に行きたいんだけれど。 そのためにも受けておきたくて・・・」
『え? 私の講義は受験対策にならないと思うけれど』
「いや~、隅っこにおいてもらうだけでありがたいので」との弁で +1人。

そんな調子で始まった講義だったけれど、

眠る子も少なく 笑ったり、涙ぐんだり、心配したり、
いろんなシーンを経て、無事終了。

最後の感想から

うれしかったこと
1 表情、態度がでかく、いかにも貫禄のある3回生男子  
色が真っ黒 ちょっと怖い系、 
4回生からも同級生からも、なぜか敬語を使われる、本人はため口。
ずっと一番後ろに座っていたこの子が、ラストのコラージュでは、教卓の目の前に座り
「ここで作業して良いっすか?」

良いよ、良いよ、どうぞ、どうぞ(*^_^*)

彼は、半分悪ふざけのような感じで 作業をしていたが、
実際には、素晴らしいスピードで、しかも重厚な見応えのある 素敵な作品を仕上げた。


2 定時制夜間高校から入学してきた2回生男子 
初日に高校時に尊敬していた先生と会食することがあったとか、 
その先生から託されたプリントを届けてくれた。 その先生が出会った女子生徒の手紙。

胸がいっぱいになるような  こんな手紙を私に託してくださってありがとうございます。
また先生との橋渡しをしてくれた T君、ありがとね(^^)/

ラストの日の買い出しのとき、わざわざお店まで戻り、みんなのために
氷をたくさん担いでかえってくれて、本当にありがとう

自分のことを完璧主義って言ってたけれど、
それって 思いやりや優しさだと感じます。

今の穏やかな優しさ そのままで良い学生時代を過ごしてください(^^)/

同じくT君について、

今回、ペアを組んで何度も何度も、テーマに関して
話し合ったり、ワークをしてもらった。
そのたびに、ペアを変えたのだけれど。

T君は他学部からの参加の一人、
講義終了後
『今回、出会ったクラスメート、
キャンパスで出会うことがあっても、
すぐに、今日の講義のときのように、友達に再会したときのように話せると思う」って

ありがとね。
そう言ってももらうと 何よりも嬉しい(*^_^*)

3 件のもぐり君(5回生) 院受験準備中
3日間にわたり、家族との葛藤と修復をいろいろ話してくれた。
ラストの感想のとき

「この講義、どうしてもとりたかったんです。
後輩からすごい先生がいる。絶対とったら良い、って
言われてたんです。
本当なら、今頃、がんがんに院の入試勉強をしていないといけない
時期なんですけれど。 また新たにがんばろうと思えました」

うんうん、とっても良いキャラで、そのまま がんばってね(^^)/

4 印象的な男子2回生
クールなのか、アイドル系なのか、やんちゃ系なのか、判断がつかなかったのだけれど、
笑顔がなんともいえず、チャーミングな彼

「先生、きれいな話し方をしますね」
『え?』
「一緒に話してみて、どんどん言葉が出てくるんですよ。
誘われるみたいに。とっても良い気持ちになれたんです」

講義の話し方だと思って聞いていたのだけれど、
毎回全員に書かせた感想文を 一人ずつ講評しながら返したときの話?
あるいは彼とペアを組んでワークをしたときの感じ?

『ありがと(*^_^*) 私も君みたいな笑顔のきれいな子と話せて嬉しかったよ(*^_^*)」

5 ピアスを何個もぶら下げている 唯一の4回生男子
唇にもピアス そして耳のピアスにチェーンでつながっている。

個人的にピアスの話も聞いてみた。

でも、不思議と礼儀正しい。挨拶もきっちり 折り目正しく。
しかも素顔はすばらしく爽やか!

ピアスは差別化なんだって。

しかもバイトは飲食店なので、外すそう。
必ずしも、人が快を感じるわけではないと わかっているって

ふ~~ん、もし初対面の彼と電車で乗り合わせば、私はたぶん近寄らない。
でも面と向かって話し合うと 本当に好青年の要素を山のように持っている。

すてきな夢に向かって、頑張ってね(*^_^*)

6  何とも可愛らしい女子学生も多かったのだけれど

そのうちの一人 講義の間に、目がキラキラしてきて、
毎日、前から3番目の席、ずっとこちらに視線を合わせてくれて

彼女が最後に届けてくれた感想
「講義、本当に楽しかった! 勉強って楽しみながらするもんだと再確認した!
先生に出会えて良かった!
たった3日だったのに、こんなにおもしろく、楽しく思えて、素晴らしかった!
素晴らしいしか、出てこない!
いつも講義が睡眠時間の私に、先生はウトウトする暇さえ
与えなかった。また機会があれば 授業を受けたいし、明日からも話が聞きたい。
ありがとうございました。」

いかにも清純、真面目を絵に描いたような人だと思っていたのだけれど、
少しずつゆるキャラ、面白さ、豊かさを前面に出てきて、
私も、あなたに会えてとても良かったです。
また、どこかで会いましょうね(^^)/

話しかけてくれたり、いろいろありがとね(*^_^*)


全体を通して、感じること

プリントを配って一枚足りないと、先に後の人へ渡し、
わざわざ席を立って、私のところまで取りにくる

さりげない配慮
目があったときの笑顔 
話の最中にフッと見せる思慮深い表情

あなたたちが社会にでたとき、
きっと傍にいる人たちを、家庭を、社会を、暖かくできる存在になれると思う。

そんな優しさをいつまでも大切に

私、今回も 集中講義を担当して、
みんなに出会えて、良かったです。

みんな、ありがとうね(^^)/

そうそう、ブログにあげても良い?って聞くと
楽しみにしてるって、言ってくれてありがと(*^_^*)

おかざき 

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2010年08月24日

8月は祈りの季節

知り合いから聞いた話

8月15日 彼は大型二輪の免許を取るために自動車教習所にいた。

テスト5分前、NHKが全国戦没者慰霊の式典風景を流していた。
12時ちょうど、黙祷のサイレンが流れたので、
彼は頭を垂れて祈った。

目を開けると、周囲の若者がみんな不思議そうな顔をして
彼をみていた、とのこと。

数時間後、彼は無制限大型免許証を獲得した、10倍の難関を越えて。

その話を聞いたとき、英霊も頭を垂れる彼に味方したと感じた。

8月は祈りの季節。
8月6日、9日、そして15日、

8月、
生まれてからずっと、戦争を体験せずに済んでいる奇跡に感謝し、
鎮魂の祈りの捧げたいと思う。

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2010年08月16日

お盆前、金曜夜の車内から

この1週間 体調を崩していた。

私が不調になると、一番にくるのが どうも『声』らしい。

のどが腫れ、声が出なくなる。 
今回も そのパターン。 幸い、今週は研修の仕事が入っておらず

でも、通常の病院業務や 企業などとの打ち合わせは、いくつか。

金曜夜、 一日の病院業務を終え、ターミナルから特急に乗車。
座席に座れ、ホッと一息、
でも発車間際に、大きな荷物を持ち、子どもを抱きかかえた家族の一団が

そうなると、やはりね  一日 労働できるところまで回復したのなら
やはり、座席は譲るべきよね、
眠って帰られれば 回復は早いとしても。

条件反射で 立ち上がっていた。 

家族連れは感謝して座られた。 それは それで良かったのだけれど

次の停車駅で、 外国籍らしい両親が、二人の女の子に 言い聞かせ
電車を降りて行った。

あれ? 金曜夜に? 一部、酔っぱらいが乗っている電車に あれ?

小学校低学年くらいの女の子たちは、親?にいわれた通り、扉の横の 窓際の手すりに
しがみつき、乗り降りの乗客を不安げに見つめている。

あれ? あれ? あれ?
こんな時間に? いくら日本が治安が良いっていっても? あれ?

そのとき、いかにも出来上がった風の初老の男性が 親と交代に乗車してきた。
そして女の子たちを見つけた。

うゎ! どうしたら良いんだろう!

電車の中に、緊張が走った。

その初老の男性は、女の子たちに話しかけ始めた。 
女の子たちは、困った顔をして、横を向いたり、背中を見せたり、
また小さく頷いたり、していた。

私が心配そうな顔を向けていたのに気づいたのか、
目が合った。 目を合わせてニッコリすると、ホッとしたのか、
小さく頷き返してきた。

酔っぱらいの男性は、悪気無く、女の子たちに話しかけている。
自分がどんな不安感を彼女たちに与えているのか、気づかずに。

う~~ん 
いざとなると割って入ろうと決意。
そうなると もう前の座席が空いても座れない。

女の子たちはじっと我慢をし続け、 20分ほどの後、某駅で、脱兎のごとく
降りて行った。

力が抜けた私は その晩、また発熱した。

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