2008年01月

2008年01月01日

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
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2008年初日の出(神戸)

旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。

本年も、働く人が心身の健康を維持・増進できるよう、
メタボ撃退、欝予防、ストップ・自殺のために、
また事件・事故による悲しい出来事を少しでも減らせるよう、
スタッフ一同、一生懸命励んで参ります。

2008年、皆様におかれましても、幸多き年となりますよう
心よりお祈り申し上げ、新春のご挨拶とさせていただきます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

予防医学心理学研究室 代表 岡嵜順子

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ユニセフへの支援

最近、とても心に残ったこと

クリスマスに ユニセフから 
子どもの顔が大きく印字された封書が届いた

今までも、私や娘宛にネームシールの封書は届いていたが、
あれ? 息子の宛名?

よく読むと、彼がユニセフの毎月の支援会員になった 
その結果として、毎月の冊子。

思わず、胸が熱くなった!
と同時に子どもたちが幼かった日々が蘇った。


子どもたちが小学生の頃、
戦争体験者であり、また戦後、多くの国を旅した祖母(私の母)は、
生活の担い手である発展途上国の子どもたちを見て、
豊かな時代を生きる孫たちに感謝と思いやりの心を育てたいと思った。 

祖母は、フォスター・ペアレントプログラム:アジアやアフリカの貧しい地域の子どもたちの中から一人を選び、
フォスター・チャイルドとして、その子が学校へ行けるように支援するプログラムに応募した。

祖母は、毎月孫5人から500円ずつを預かり
残りを足して タイ北部の利発そうな少年をサポートすることになった。

こちらから お金とともにカードを贈るとあちらからも 毎月タイ語の絵や手紙が届いた。
プレゼントは、周囲のやっかみを買う場合があるらしく
手紙のみにするようにとの指示があった。

一ヶ月5000円は 地域では大金らしく
全額が子どもに渡るわけではなく、井戸になったり、
地域の産業振興にも使われるシステムだったようだ

援助は、その少年が卒業するまで続いた。

息子が進学した中学には、、
各クラスに、インド人のクラスメートの写真が掲げられていた。

親がハンセン病やエイズにより亡くなり、マザー・テレサの孤児の家に収攬された子どもたちのようだった。
クラスメートの写真は 子どもの成長とともにあり、
募金は高校卒業まで続けられた。

今、彼が自分の稼ぎの中から、ユニセフを支援する会員になったことを知り、
本当に良く育ってくれたと感じる

祖母や学校の先生方が、心を育ててくださったのだろう
そして彼自身が自分の心を育て、感謝と思いやりをもってくれること、を 何よりも嬉しいと思う。

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2008年01月19日

募金 その2

息子の通った中学は、各学年ごとに全員が何らかのボランティアをすることになっていた。

中1のとき、赤い羽根募金で街頭に立った彼は
疲れた、でもとても充実した顔で帰ってきた。

彼の手には、緑色の恐竜のぬいぐるみ
母(私)「?」
息子 「あのね、きっちりした身なりのお金持ちそうな人が募金をしてくれるわけじゃないんだよ。
知らん振りをして通り過ぎていく人が多いんだ。
でもね、今日、いかにも浮浪者みたいなおじさんがフラフラと近寄ってきて、
 『ちょっとで悪いね』と言って1000円札を入れてくれたんだ。」

息子の話によると、そのおじさんは
『少なくて悪いから、これもとっておいて』とぬいぐるみを手渡してくれたらしい。
UFOキャッチャーの景品に違いない、緑色のちょっとすっ呆けた 薄っすらと汚れた恐竜!

人形は彼の部屋のドアノブにぶら下がり、中学高校の日々を見つめ続けた。

母である私はといえば、その後、中学生や高校生が募金活動をしている前を
素通りできなくなった。

でも、一つの街角で募金しても、すぐ次の角にも子どもが立っているのは......(^-^;

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