四川 チーム(one for all, all for one!)

四川から戻り、まだ 四川を引きずっています。

中国では 
仲間が7月12日 震災2ヵ月後にインターネットを検索しても
震災関連のニュースは何も引っかからなかったと伝えてくれました。

第1次派遣のときには 大きく掲げられていた「抗震救災」の赤い横断幕は
第2次派遣の折には、四川、被災地にしか見られなくなっていると
第1次派遣チームは ビックリしていましたが
国の方針として オリンピック 国威発揚「加油 奥運!」に切り変わっていっているようです。

でもね、日本の炎天下にいて あのテント村の人たちは、みんな仮設住宅へ移動できたのだろうか?
エアコンもない 灼熱の大地で どんな毎日を過ごしているのだろうと
時折、思い巡らしている自分がいます。

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黄 正国君撮影

生きていくとき、希望は光です。

重慶で私たち派遣チームを訪ねてこられた、政府の役人は
開口一番、「今日は政府の代表として来ました。 (派遣チーム)隊長は 
スポーツにおける
メンタルトレーニングのノウハウを持っているとか。 北京オリンピックにおいて
わが同胞が活躍するためにそのノウハウを教えて欲しい」

あっけにとられました。

その折に、我が隊長は 「四川でこんなに大きな災害が起こり、たくさんの方が亡くなりました。
また 多くの方が親族を亡くし、家を失くし、四肢を失くしました。
その方々を勇気づけるために その方々の思いを胸にとめて
一生懸命がんばること。 これこそが中国選手の奮起の元となるでしょう。

特に四肢切断の方々にとって、パラリンピックで障害を持った方が活躍することが、
希望につながるでしょう。
オリンピック、パラリンピックの選手たちと被災地の交流があれば
両者が お互いに勇気付けることができるでしょう」
と話されました。

お役人は隊長の発言を 一生懸命メモしていました。
ひょっとするとオリンピック、そしてパラリンピックに被災者への 何らかの配慮が
含まれるかもしれません。

このチームに所属できたこと、
隊長以下、各メンバーの優秀さ、温かさ
通訳チームの質の良さ、素晴らしさに 
仲間がいること、チームとして真剣に働けることの喜びを感じました。

現地で、日本人への意識が大きく変わったとの声がたくさん聞かれましたが、
私も 特に中国人通訳チームの3人を通して、中国の方への感覚と意識が大きく変わりました。

国籍が異なり、体制が異なっても、
顔の見える存在として 尊敬しあえる人間関係を築けること
それが とても大切と感じています。

良いチームに所属できて 幸せです(^-^)/^^

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高橋光恵さん 撮影 西華大学

コメント (6)

おかざき先生!

黄さんと小林さんとずいぶん、お話されたんですね。私の知らないことがたくさん記載されていて、参考になりました。

論文に少しずつしていかなければなりませんね。次に、中国に行く人のためにも。

私の後輩がいま、第1次、第2次の資料を携えて、成都に向かっています。講演などの逐語録(矢嶋さん、高橋さん)が大変役立ったようです。

今日は、四川省の幹部が来日されているので、「心理援助」に関する提言・資料を、県の方に、託します。

届いて!被災者を思う中国・日本の心理士の声!

冨永先生、コメントありがとうございます(*^ー^*)

今回も、隊長である先生から
たくさん たくさん 学ばせていただきました。

特に政府のお役人との対応、4カ国シンポの折りの回答と最後のご挨拶、
しみじみとボスが冨永先生で良かった!と感じました。

先生、本当、カッコ良かったです(*^ー^*)

ボスの姿勢のせいか、
大半が初対面のメンバーだったにも関わらず、しかも国籍、年齢、キャリアもバラバラなのに、いつの間にか どんどん強い絆で結ばれていき、
大事な親友、本当に良いチームになったと感じます。

良いチームに入れていただき、本当にありがとうございましたm(_ _)m

四川省のお役人たちにも ラファエルが解く「災害時における人類共通の愛他的精神」が
ちゃんと届くといいですね(^-^)/^^

通りすがり:

救援活動でVサイン???
どういう意味なんでしょうか。

通りすがり様、ご質問ありがとうございます。
重慶チーム6人のVサインですか?

これは 私の手ではなく向かって右隣の織田島先生の手ですね。
私の手は、左隣の通訳張さんの肩に置かれています。

上海空港で、Vサインをしている彼女は どの写真を見ても
Vサインです。

他の方のVサインにどんな意味があるのか、私には分かりません。
ただ、この写真は全ての任務が終わった日、西華大主催のフェアウェルパーティの席です。
すさまじい重圧からほんの一時解放されて笑顔だとは思います。

ただ、今でも中国の人たちのことを思い巡らしています。

通りすがり:

おかざき様

ご返答ありがとうございました。Vサインの主がどのような意味でやっていたかは問題ではありません。
ブログ主の意図しない意味もブログでは、ブログ主の意見として発信されたことになってしまうのです。

元になっているのは震災後の神戸で、支援に来たボランティア団体がVサインで記念写真を撮っていて、住民の方がいやな思いをしたことがあった、ということを後から支援に入ったときに現地の方から聞いたことがある、という自身の体験。それだけのことです。

おかざき様に他意はないことは重々承知ですが、写真やテキスト文での情報発信は難しい。そのことを改めて思いました。

通りすがり様、
ご丁寧なコメント、ありがとうございました。

そうですね、
阪神淡路大震災の折り、友人がボランティアにやってきてくれて
彼女はあまりの衝撃に
思わず 倒壊した家並にカメラを向けたのです。
まるでボスニア・ヘルツェゴビナだ!と言って

当時、私は彼女がカメラを向けたことに耐えられなかったのです。少なくとも彼女にとって、その場は客体だった。 私には、自分の
身を切られるような場所だったんです。

彼女はすぐに私の感覚を察して
カメラを仕舞ってくれました。

ただ、今、考えると、彼女も好奇心からカメラを向けたわけではなく、自分の受けた衝撃を 東京で待機している友人たちに伝えたかった、それだけだったんですけれどもね。

今回のご指摘を受け、
10年経ち、自身の感覚が鈍くなっていることに気づきました。

同時に、やはり当事者にはなれない

今回、ご一緒に中国へ出向いた仲間(中国籍)から 
 「この夏休み、知っている中国人の先生方はみんな被災地へ出かけているようです。でも、自分が何千キロも離れている日本におり、何もできません。とても無力感を感じています。それに、すごく快適な生活をしています。

 この暑い天候の中、被災者たち、子どもたち、どんな暮らしをしているでしょうか。水などは、十分にあるでしょうか。。。

 そんなことを考える毎日です。」
とのメールが届きました。

少なくとも彼女の傷みは
私の悲しみにつながります。

ご指摘、ありがとうございました。
写真は取り下げたいと思います。

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