NL第3号 2008年12月1日発行
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予防医学心理学研究室
★メールマガジン★ 第3号 2008.12.
発行: 予防医学心理学研究室
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師走、一年の締めくくりの時期。 良き一年だった方はさらに良いお年を!
思わしくなかった方も今年の心の疲れ、悩みを全て棚卸し、みんなで良い年を迎えましょう!
---------目次------------------------------------
1. 2008年ひょうごチャレンジ企業に認定されました
2. 11月25日神戸新聞夕刊に当研究室取材記事が掲載
3. 12月13日(土) ミニ・セミナーと語ろう会のご案内
4. 栄養と料理1月号より『ダイエットの心理学』 連載開始
5. 講演会・セミナーのご案内 (12月分)
6. カウンセリングをご希望の方へ
7. ワクワク楽しい参加型セミナーを企画します(^o^)
8 鬱や心身症による長期休業者をお抱えの企業へ、
働く人のメンタルヘルスをサポートします
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♪ ミニコラム ♪
友人に聞いた話。彼は当初犬を飼うことに消極的だったが、子どものたっての願いで飼うことになったらしい。しかし子どもが散歩に出かけたのはせいぜい1年くらいで、今ではよほどのことがない限り行かない。代わりに散歩係になったのは彼。 もともと一人で散歩に行っていた人なので、犬のために散歩に出かけているのか、彼の散歩に犬がお供をしているのか、定かではない。山歩きにまで連れていく。そして言うことには「今の犬が年取ったら、また別の犬を飼う。犬がこんなに可愛いものだとは知らなかった」
食わず嫌いは良くない。何事も好奇心旺盛に試してみると、今まで知らなかった世界に触れることができるかもしれない。 なにより脳が活性化されるし、心理的にも意欲が増す。
新しい年、あなたも何かチャレンジなさいませんか? (石川かおり 記)
♪ 心理学ひとくちメモ ♪
音楽療法って?
日本には公的機関が行っている音楽療法の事業が3つあります。ひとつは岐阜県、奈良市、そして兵庫県です。その中で一番歴史の古い岐阜県音楽療法研究所のリーフレットから、音楽療法とは何か、ご紹介します。
音楽を聴く→ 心・体へ →機能維持回復
歌をうたう → の →障害や病気の克服
楽器を鳴らす→ 刺激 →人と人とのつながり身体を動かす
結果 健康作り
(岐阜県音楽療法研究所)
つまり、音楽を聴いたり、歌をうたったり、楽器を鳴らしたり、身体を動かすと、心や体へ刺激がいって、機能を維持したり、回復したり、障害や病気を克服できたり、人と人とのつながりができたり、更に健康づくりにもなるということです。
ここで大事なことは、『音楽によって』人と人とのつながりができたり、『音楽』が健康づくりに一役買っているということです。音楽療法は、障害がある人や子ども、高齢者だけのものではありません。満員電車で、多くの人がウォークマンやiPodで音楽を聴いていらっしゃいます。音楽の心を落ち着かせたり、元気にさせたりする効果が絶大なことを、皆さん、経験智として知っていらっしゃるのですね。 さあ、健康な皆さんも、音楽を活用してみませんか? (文責 後藤浩子)