災害事件後の心のケア養成研修会案内

2009年1月神戸で開催される、上記の研修会の詳細プログラムが決定しましたので、再掲載させていただきます。
当ブログにアップした結果だけではないと思われますが、
お陰様で、応募数40名を超えそうとのこと、
そろそろ締め切りです。
ご希望の方、急いで冨永先生宛にメールをしてください。


今回、、
四川大震災の折り、実際に 被災地で活動を担当された、
中国科学院心理研究所の史占彪先生も ゲスト講師として招聘、、
四川大震災でのケアの実際をお話いただくパートが追加されました。

 災害事件後の心のケア養成研修会案内
 -海外での支援活動を視野に入れて-

世界全体の被災者数の約90%がアジア地域で占められています。近年、2004年のインド洋大津波や本年5月の四川大地震などのアジアでの災害後に、わが国の臨床心理士チームの派遣が要請されています。海外での支援においては、心のケアの理論や心のケア技法のみならず、文化や宗教、チーム組織化と連携など考慮すべき点が多々あります。また、被災地域の心理専門家への質問に簡潔に的確に応答する能力も求められます。そこで、災害のみならず事件後の心のケアも含めて心理臨床力を高めるために本研修会を企画しました。本研修会は、日本臨床心理士資格認定協会の平成20年度の研究助成を受けております。研修の効果を検討するために、参加者には、事前事後にアンケートなどの調査に協力していただきます。

1,日時;
2009年1月10日(土)(午前10時~午後5時)
・11日(日)(午前9時~午後5時)
・12日(祝)(午前9時~午後4時)

2,会場;
兵庫教育大学神戸サテライト教室
(JR神戸駅から徒歩5分;神戸新聞松方ホールビル3F)

3,研修内容;
災害事件後の心のケアの理論、心理教育・ストレスマネジメントなど心のケア技法、時期に応じた心のケア、スクリーニングテスト、支援者の二次的外傷性ストレス、災害事件後の心理的支援の世界的動向(①Red Crossの動向、②Psychological First Aid)、文化と宗教、チームの組織化と連携・コーディネーター心得、防災教育など。

4,対象;
臨床心理士及び指定校の大学院生
(災害事件後の直接支援に強い関心があり、3日間の研修にすべて参加できるもの)30名

5,参加費;
研修参加費は無料。
旅費・宿泊・食費は各自で負担してください。

6,研修会担当者;史占彪(中国科学院心理研究所)・冨永良喜(兵庫教育大学)・高橋哲(芦屋生活心理学研究所)・吉沅洪(広島市立大学)・小林朋子(静岡大学)・前田潤(室蘭工業大学)・小澤康司(立正大学)・岡嵜順子(予防医学心理学研究室)・織田島純子(新潟県スクールカウンセラー)・明石加代(兵庫県こころのケアセンター)・諏訪清二(兵庫県立舞子高等学校)・大澤智子(兵庫県こころのケアセンター)他。

7,問い合わせ及び申し込み;研修会参加動機を400字以内で記載し、hotanshin@hotmail.com(冨永良喜)宛に申し込み下さい。
定員になり次第締め切ります。

※災害にかぎらず、わが国で、事件・事故に遭遇したとき、臨床心理士ができることの知識と技法を提供します。


当予防医学心理学研究室(兵庫県神戸市)は、
個人カウンセリングやメンタルヘルスセミナー講師:
企業のメンタルヘルスケア、特定保健指導、メタボ撃退 
やせる心理学担当の臨床心理士 
笑顔の絶えない癒し系心理士 岡嵜順子と
いつも温か 乳幼児から高齢者まで対応の
音楽療法士後藤浩子が活動しております。

コメント (2)

嶋岡弘光:

ご無沙汰しています。
いつも連絡ありがとうございます。
岡崎先生の講演会を毎年していただいて感謝しています。

嶋岡先生、レスをありがとうございます。

学校現場も、実に様々な出来事が起こりますね。
どうぞお疲れを召されませんように。

スクールカウンセラーとして関わる子どもたちの中にもいろんな子どもがいます。
元気でやんちゃな子も、
大人しくって、傷つき易い子も
みんな、生き生きと伸びていってくれるよう、
願っています。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
またいつでもOfficeへお遊びにいらして下さいね。

おかざき 拝

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