2009年01月

2009年01月02日

NL第4号 2009年1月1日発行

予防医学心理学研究室
★メールマガジン★ 第4号 2009.1
        発行: 予防医学心理学研究室  
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 あけましておめでとうございます。
一月一日早朝、 厚い雲の間から大きな朝日が昇ってきました。
昨年からの暗いニュースを打ち破るような、素晴らしい輝きが拡がりました。
今年も、皆様の心と身体の健康増進に寄与し、少しでも社会が健康になり、みんなが働き甲斐、生き甲斐を感じられるお手伝いが出来るますよう、
私ども研究室は一生懸命頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

---------目次------------------------------------
1.  2009年の抱負
2.  ひょうご経済戦略に当研究室が掲載されました。
3. 12月13日(土) ミニ・セミナーと語ろう会を開催しました
4.  栄養と料理に『ダイエットの心理学』 連載中 
5.  講演会・セミナーのご案内 (1月分)
6.  カウンセリングをご希望の方へ
7.  ワクワク楽しい参加型セミナーを企画します(^o^)
8  鬱や心身症による長期休業者をお抱えの企業へ、 
   働く人のメンタルヘルスをサポートします
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♪ ミニコラム ♪ 
  長い冬
星野道生。 アラスカに暮らした写真家。 彼との出会いは偶然入った写真展からだったか、地球交響曲(ガイアシンフォニー)の追悼映像からだったのか、今でははっきり覚えていない。
-50度の世界。画面を通して吹きつけるブリザード、極寒に暮らす動物たち。つかの間の夏を彩る可憐な花々。短くつけられたキャプション。その眼差しの暖かさに心動かされ、何冊かの写真集と随筆集を求めた。彼の本には,今、日本で暮らす私と別の時間が流れている。
『長く厳しい冬があるというのはいいことだ。もし冬がなければ、春の訪れや、太陽の沈まぬ夏、そして美しい極北の秋にこれほど感謝することは出来ないだろう。(中略)
めぐりくる季節で、ただ無窮の彼方へ流れてゆく時に、私たちはふと立ち止まることができる。その季節の色に、私たちはたった一回の生命を生きていることを教えられるのだ
(星野道生:長い旅の途上) から引用』

心理専門職として、重苦しい冬の時代を過ごしているクライアントに多く出会う。
楽しい豊かな時間は、人の心を幸せにする。もちろん辛い時など、ないほうが良い。けれども逆境を生きるとき、人の心は深く深く耕され、思いやりや優しさに満ちた人間性を作り上げていくように思う。
一生の間に、1度も辛い時期、悩みの時期を過ごさない人はいない。
お目にかかる方々が、この辛い時期を少しでも良い方向へ向いて舵をとっていかれるように、そして困難を通り過ぎた後で、悩みの体験にも大事な意味があったのだと思っていただけるよう、今年も励みたいと思う。
 (おかざき 記)

♪ 心理学ひとくちメモ ♪
 音楽療法 その2  ~音楽とコミュニケーション~
「音楽療法」ということばからどういうものを連想されますか?

「癒される」「元気になる」というイメージが一番に湧くのではないでしょうか?
もちろん、そのようなことを目的に音楽を用いる音楽療法もありますが、それだけではありません。
音楽がコミュニケーションの媒介になっている、それを利用することも多いのです。

アメリカのコミュニケーション研究者のバードウイステルは「言葉によって伝えられるメッセージは全体の35%に過ぎず、残りの65%は話しぶり、動作、ジェスチャー、相手との間のとりかた、など、言語以外の手段によって伝えられる」と言っています。
非言語コミュニケーションの道具の一つが、音楽です。
歌うこと、楽器を演奏することを通して、人は他者と気持ちの心のふれあいや、仲間意識を感じることができます。

音楽は、強制的にやらされている感じをもたないで利用できる特質があります。
音楽を道具として、人との温かいつながりを持つ体験をすると、その後のコミュニケーションや対人関係が素晴らしく改善される方もいらっしゃいます。
一度、楽しい対人関係を造り出せる音楽療法を体験してみませんか?  (文責 後藤浩子)

1. 2009年の当研究室の抱負
2(に)   …にこにこ笑って
千(せん) …選択しながら
9(きゅう) …急でなくゆっくりと
年(ねん) …念願かないますように (後藤浩子)

目次2以下は ”続きを読む”をクリックしてお読み下さいね(^^)/~


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2009年01月18日

1月17日

5:46、
この日はなぜかいつも早朝に目覚める

ああ、14年前もこんな風に寒かったのかな、と思い返す。
あのときは凍てつく寒さも 何も感じなかった。

真っ暗の空、わずかな星明かり、
静まりかえった大気、
電気は止まり、何もかもが崩れていた
ガスの臭い、そして崩れた家のしっくいの臭い
その中を 家族の無事を確認し、
次には周りに埋もれている人を助け出さなければ....の世界だった。


今朝、近くの公園で、メモリアル・ウォークのためのテントが張られていた。
きれいになった町並み
まだ空き地や駐車場は多いけれど、、
大規模開発のマンションや新築の家も多くなった。

「道路整備、タイルの1枚1枚まで完全に戻るには10年かかる」と言われたとき、果てしない月日のように思われたのだけれど、
アッという間に14年経った

平成7年生まれた子どもがもう中2
今、関わっている学校の中2、中3が 落ち着かないのは、
震災時乳幼児だったから?

ご相談を受ける子どもの生年月日を確認するのが習性となった。
須磨の少年事件の折りにも震災の影響が言われたけれど、
平成7年1月15日生まれなんて生徒がいる。
「出産後、すぐに震災が来て、電気と水が止まり、この子は半分死にかけました」
今は落ち着いて話して下さるお母様。

父や母の心労、そして周囲の落ち着きのなさが子どもにどんな影響を与えたか 想像に難くない

今、いろんな現場で いろんな人に出会い、
感じることがある。

喜びに満ちた時は、人を幸せにしてくれる。
しかし、生きていて、1度も辛い体験をしない人はいない
辛さや苦しい体験を通し、心のひだが耕され、思いやりに満ちた
心豊かな人に育っていくのではないだろうか。
そして苦しい時こそ、知恵と勇気、人間の美徳が輝きだすときのように思う。

たくさんの子ども、そして 今、ご一緒に心理支援の仕事をしている仲間たちを見ていてそう感じる。

めげずに前を向いて歩いていこう
『目』は前にしかついていないのだから

安克昌は 心の傷を癒すということ の中で
回復に向かう心的外傷体験者に一種崇高な何かを感じると書いた

ラファエルは 希望こそが 未曾有の困難を超えさせると書いた

世界は同時不況だという

こんな時こそ、希望を持って、英知と勇気を振り絞り、超えていきたい

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2009年01月24日

四川の仲間は最高!

1月10日~12日の3日間、兵庫教育大学サテライトスタジオ(神戸ハーバーランド)において、
日本心理臨床学会後援プログラム
臨床心理士と心理系大学院生のための海外支援要員養成
『災害・事件後の心のケア研修会』が開催されました。

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黄 正国君撮影

今,日本で考えられる最前線の講師陣による インテンシブなプログラム。

私のその隅っこに入れていただいたのですが、

昨年7月の四川心理支援第二次派遣チームのみんなに再会出来て
とてもとても嬉しかったです。

中国科学学院心理研究所の史先生も3日間滞在されました。
まだまだ心理支援が必要とのこと
彼は北川心理ステーションのCap

初めての日本訪問で、日本に非常に興味を持ち、
ここでさらに勉強したいとおっしゃっていました。
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張さん 撮影

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神戸市小学校教頭会 研修会担当 御礼

1月22日金曜 神戸市総合教育センター 大ホールにおいて
神戸市176校 小学校教頭先生対象の研修をさせていただきました。

タイトル
ほっこりする会話術--- 子ども・保護者とより良い関係を築くために

緊急対応で 参加出来なくなった17校をのぞき、ほぼ150名の教頭先生、
そして市教委の先生方、

約1.5時間でしたが、非常に熱心に聞いて下さいました。

講話、ワークショップ、リラクセーションの3部構成にしたのですが、
ワークショップ部分の
私って? の項目の多くの先生が 
『心身ともに疲労』『眠たい』などの 疲れをにじませる供述が多かったです。

でも『子どもが好き』等の自己表現もいくつか見られ、ホッとしました。

教頭先生は 学校の要、
リフレッシュして また子どものためにご活躍いただきたいと
祈念しています。

きめ細やかな お世話をいただいた 教頭会役員の先生方、
熱心に聴講下さいました先生方、
ありがとうございました。

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2009年01月31日

口と足で描く芸術家協会

毎年 1回~2回、西宮音楽療法研究会において、
臨床心理学講座を担当させていただく。
既に6年目 総勢30名 リピーターが多い。

いつもいつも 真面目で熱心な受講生の皆さん。

今回は イメージの心理学というタイトルで、
概論、その後のワークショップ(イメージゲームとスクイグル)
後藤先生の音楽療法の3部構成
午前の京都での講座終了後、、
わざわざ午後の講座に駆けつけて下さったYさん、Hさん

皆さん、温かい

会の終了時に、フッとKさんが寄って来られ、
「また良かったら使って下さい」ときれいなクリアファイルを下さる。

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昨年もいただいた。
口と足で描く芸術家協会の ファイル

この収益は 障がい者の学習と自立のために使われます
http://www.mfpa.co.jp/new/index.html

思いのこもったきれいなファイル、大切に使わせていただきます。
ありがとうございました。

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