1月17日

5:46、
この日はなぜかいつも早朝に目覚める

ああ、14年前もこんな風に寒かったのかな、と思い返す。
あのときは凍てつく寒さも 何も感じなかった。

真っ暗の空、わずかな星明かり、
静まりかえった大気、
電気は止まり、何もかもが崩れていた
ガスの臭い、そして崩れた家のしっくいの臭い
その中を 家族の無事を確認し、
次には周りに埋もれている人を助け出さなければ....の世界だった。


今朝、近くの公園で、メモリアル・ウォークのためのテントが張られていた。
きれいになった町並み
まだ空き地や駐車場は多いけれど、、
大規模開発のマンションや新築の家も多くなった。

「道路整備、タイルの1枚1枚まで完全に戻るには10年かかる」と言われたとき、果てしない月日のように思われたのだけれど、
アッという間に14年経った

平成7年生まれた子どもがもう中2
今、関わっている学校の中2、中3が 落ち着かないのは、
震災時乳幼児だったから?

ご相談を受ける子どもの生年月日を確認するのが習性となった。
須磨の少年事件の折りにも震災の影響が言われたけれど、
平成7年1月15日生まれなんて生徒がいる。
「出産後、すぐに震災が来て、電気と水が止まり、この子は半分死にかけました」
今は落ち着いて話して下さるお母様。

父や母の心労、そして周囲の落ち着きのなさが子どもにどんな影響を与えたか 想像に難くない

今、いろんな現場で いろんな人に出会い、
感じることがある。

喜びに満ちた時は、人を幸せにしてくれる。
しかし、生きていて、1度も辛い体験をしない人はいない
辛さや苦しい体験を通し、心のひだが耕され、思いやりに満ちた
心豊かな人に育っていくのではないだろうか。
そして苦しい時こそ、知恵と勇気、人間の美徳が輝きだすときのように思う。

たくさんの子ども、そして 今、ご一緒に心理支援の仕事をしている仲間たちを見ていてそう感じる。

めげずに前を向いて歩いていこう
『目』は前にしかついていないのだから

安克昌は 心の傷を癒すということ の中で
回復に向かう心的外傷体験者に一種崇高な何かを感じると書いた

ラファエルは 希望こそが 未曾有の困難を超えさせると書いた

世界は同時不況だという

こんな時こそ、希望を持って、英知と勇気を振り絞り、超えていきたい

当予防医学心理学研究室(兵庫県神戸市)は、
個人カウンセリングやメンタルヘルスセミナー講師:
企業のメンタルヘルスケア、特定保健指導、メタボ撃退 
やせる心理学担当の臨床心理士 
笑顔の絶えない癒し系心理士 岡嵜順子と
いつも温か 乳幼児から高齢者まで対応の
音楽療法士後藤浩子が活動しております。

コメント (4)

井上 和美:

職場からなので、本名で書き込みします。
私にとっても14年前の震災は本当に強烈な印象です。

よくぞここまで復興できたと思うと同時に、人の心の奥底にはいろいろなものが整理できずに、納得できずに残っていますよね。
きっと生きている間中、忘れることはできないでしょうね。

井上和美様、コメントありがとうございました。

あのとき、学校は避難所になり、自身も被災しながら、多くの先生方がたくさんの傷ついた方々、家を失った方々の支えになられました。

ボランティアで学校を回ったとき、今にも倒れそうになりながら、「大丈夫。」と笑顔を見せて避難した方々のために走り回っていらした先生方の姿が
忘れられません。

河合隼雄は 須磨の少年事件後に、
『悲しみを中心に据えて日常生活を大切にしよう』と説きました。

人は心の奥底にいろんな思いを抱きながら 生きていきます。
あるものは時の流れによってセピア色に変色していくかもしれず、
あるものは鮮烈なまま保たれるのかもしれません。

日常を大切に、
多くの方の悲しみや傷が癒されますように

おかざき 

後藤浩子:

井上和美様
コメント読ませていただきました。「人の心の奥底にはいろいろなものが整理できずに、納得できずに残っていますよね。」の言葉に、何回もうなずきました。それでも生きる、人間って本当にすごい存在ですよね。
井上さんの震災への思いをよませていただき、考えさせられました。ありがとうございました。
寒い折、心も身体もお元気で。

井上 和美:

コメントを有難うございました。
毎日、バタバタとしながらも何とか元気にやっています。
本当に指導している子ども達に苦戦していますよ~(^-^;
だって今まで培って来た指導方法が全く通用しないんですものね。
最大のピンチを迎えています。
でも、開き直っているので、ハードな局面に立たされても、「私の能力を越えているんだわ~(^-^;
まあ、仕方がないなぁ~」と、明るく暮らしています。

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