2009年05月

2009年05月02日

宝石の卵

連休の土曜、 担当している大学の講義

1限目 音楽療法のための臨床心理学
2限目 人文学部心理学科生用SC論

連休の間に講義をしにいく私もえらいと思うけれど、
連休の合間の土曜に受講しにくる学生はもっとえらい!!!

しかも私語一つなく、真剣に耳を傾け、
こちらの問いかけに一生懸命答える。

今日などは、慌ただしかったこともあり、
プリントと講義だけの90分、ビデオも心理テストもなし

けれど

終了時に届けられた振り返り感想、素晴らしかった!

一人の男子学生「連休中の土曜、かったるい、やってられん、と思って来たけれど、
   今日来て、正解でした」

男子学生「そうだ、これが心理の授業だ。本物の心理学だ」

女子学生 「講義を受けると、しばらく心が落ち着き、優しい気持ちになれます。
   こんなに土曜が待ち遠しいのははじめてです」

数人の学生「あまりにも知識がなさ過ぎると気づいた。
   連休中、真剣に勉強したくなった」

   「自分は本当にカウンセラーになりたいと思い始めた。
   大学院へ進学します」

一人、寄ってきて、
   「先生、他の講義も担当されていますよね。それ、聴講可能ですか?」

他にも数人の学生が 
自身が不登校だったとか、
自分の子ども時代を思い出したとか、
心にふれる感想をたくさん 書いてくれた。

このクラスには、宝石の卵が詰まっている!


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2009年05月11日

もう、大丈夫だよ

人はいろんな悲しみを抱えて、私たちのOfficeを訪れる。

一杯の涙と、耐えてきた辛い時間、
たくさんの不安や痛み
そして混乱

丁寧に聴き、一つずつもつれた糸をほどいていくと、
少しずつ 眼差しに力が戻り、
折れ曲がっていた首が持ち上がり
背筋が伸び、
そして頬にうっすらとバラ色が戻るころ

涙の向こう側から、柔らかな笑顔が浮かぶ

もう大丈夫

この人は、また明日から 前を向いて歩いていけると
確かに信じられる。

今日も、一生懸命生きようとしている人に
出会った

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2009年05月18日

新型インフルエンザ

神戸市、兵庫と大阪近辺で新型インフルエンザがはやっている。

罹患された方々、不安に感じていらっしゃる方に
お見舞い申し上げます。

震災以来、多くの事件事故対応にあたらせていただいたが、
今回も
「外出自粛ですが、不安を抱えている人も多く
カウンセリング対応をしてもらえますか?」との
要請あり。また 知り合いの高校生に1人感染者がいることも判明。

ただすでに回復期に入り、自宅待機で済んでいるとのこと。

私自身は医療従事者でもあるため、誰かのお役にたつなら、
そして緊急要請を受ければ、
動くことにやぶさかではなく。、

ただ、震災のときもそうだったけれど、
まさか神戸の地で、パンデミック・フルー対策をしなければ
ならないなんて 思いもしなかった。

今日、所属の病院(済生会)へ出向くと 中庭に大きなテント(発熱外来)
しかも宇宙人のような格好の医師と看護師

街中は、普通にお店を開けいているけれど、人出は少なく。
14年前の震災ルックが 今は新型インフルエンザルック

電車には、学生の姿がなく、
ほとんどの人がマスクをつけ、何となく重苦しい雰囲気。

今回は救いは 感染力は強いけれど、弱毒性とのこと。


ただ、1918年次のスペイン風邪の折りにも、春先に軽いインフルエンザが蔓延し、
11月頃からスペイン風邪(新型インフルエンザ)が猛威をふるい、
多くの方が亡くなったとか。

その場合は、完全に外出禁止令が出るのでは?

カウンセリング対応も 外出禁止令の中でいったい何かできるのかと考えると
暗澹とした思いになる。


秋口から強力なパンデミック・フルーが起こらないとも限らず、
そのときまでに、免疫をあげること、
疲れ過ぎないこと、
対処法のノウハウの積み上げたいと思っている。

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2009年05月20日

言葉は生きている

原稿依頼を受ける。
なかなかエンジンがかからない。

母が私を出産するとき、あまりにも小さな胎児で、
「そろそろ予定日なので 実家に帰りなさい」と言われ、
里帰り後は上げ膳据え膳で 
胎児もゆったりしたのか、
そこから急激に大きくなり、
予定日を2週間遅れたときには、産婆さんに
「四股を踏みなさい。大きくなりすぎる」と言われたとか。

お産婆さんに脅されたわけでもなかったろうに、、
急に産気づき、お産婆さん到着を待つ間もなく生まれたとか。
まだ学生だった叔父が必死で喚びに行ってくれたと聞いた。

生まれ落ちたときのエピソードって、
私に合いすぎている。

今でも ぎりぎりまでのんびり、土壇場で焦る
どうしようもない...

締切のある原稿!
いつもいつも謝っている。

今回も「遅れちゃって、ごめんなさい。今、添付で送りました。
担当の○○さんによろしくお伝えください」と頭を下げていた
電話口の向こう

若々しい編集者が
「あ、私 先生の原稿、好きなんです。
とっても楽しみで、いつも校了があがってきたところで読むんです。
なんだか、温かくなって、
時々 涙汲みそうになります」

なんて良い人なんだろう。
またやる気が出た。

温かい言葉は 心を蘇らせてくれる。

ありがとう

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2009年05月27日

依頼のわけ?

研修や講演を聴いて、カウンセリング依頼をいただくことがある。

その中のお一人に尋ねたことがある。

「たくさんの研修や講演を聴かれるでしょう?
私にカウンセリングを頼もうと思われたわけは?」

彼女曰く
「心の問題って、とっても繊細な部分があるでしょう。
講演を聴いて、この人は心のデリカシーがわかる人だと思ったの。
だから私の困難さ、生き難さもわかってもらえると思いました」

そんな風に 感じてもらえて、
しかも大切な個人的な問題のカウンセラーとして
ご相談いただけて、光栄と感じる。


私たちへの依頼は、口コミも多い。

日本人には、カウンセリングはまだまだ敷居が高い。
にも関わらず、
自分が良かったからと人に勧めて下さる。
本当にありがたい。

この頃、立て続けに、
「HPを見て」と ご相談いただいた。

私たちの「人となり」をわかった上で、ご相談下さる。
書いたことを忘れたようなブログの話を
とても大切な宝物を見せるように話して下さる。

本当にありがたい。

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2009年05月28日

依頼のわけ? part2

カウンセリングの話をしたけれど、
研修もそう!

一度、研修を受けて下さった方はリピート依頼を下さる。

ほんとにありがたい。

私たちは、
ただ、ただ、受講生が良い時間を過ごして下さるように、
話を聴いて、何かに気づけるように、
講座の前と後では、何かが良い方向へ変わっているように、
そして何よりも「生きているって、なかなか良いよね」
「私は、私の人生の主人公。だから毎日を大切にしよう!」と
思ってもらえるように、
今まで 一回一回大事に担当してきたし、
これからも、一生懸命担当していきたい。

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