2011年09月

2011年09月10日

震災・津波 半年   みんなで超えていきましょう   仙台での研修

震災・津波後 半年
被害に遭われた方々、そして 震災後 心を痛めていらっしゃる皆様に
お見舞い申し上げます。


9月8日 仙台市中央市民センターにおいて
テーマ メンタルヘルス対策における重要ポイント
 震災からもうすぐ半年。 これから従業員をどう支えますか
主催 日本マンパワー  後援 仙台市
を担当させて頂きました。

会場にほぼ一杯の受講生。
皆様 熱心に耳を傾けて下さいました。

約2時間の研修終了後、質問タイムをもうけました。

やはり、被害の話、 従業員の不調、 疲弊など ご相談が多かったです。
半年のこの時期から 少しずつ格差 温度差が生じてきます。

家のある人、生活の再建に向かえた人は すさまじい災害トラウマからゆっくりと回復していけます。
ただ、まだまだ ほぼ毎日のように余震がある状況では、postにならない現状が・・・
まだ渦中の可能性も大と感じました。


喪失トラウマ:大事な人、もの、思い出、 場所などを亡くした人
 これもきついですね。 家を失くし、 身内や知り合いを亡くし、 そして慣れ親しんだ美しい風景を失くした人々。  一次産業従事者が多く、職を失った人も少なくありません。
一家の大黒柱、 家、 生活の基盤を失くした人・・・・喪の仕事をゆっくりと始めていっていらっしゃるのでしょうか・・・

生活トラウマ(日々の生活にまだまだ不自由な人)
 これはゆっくりと 疲れをもたらしますね。
 疲弊


半年たち、 初めて訪問した5月の連休明けと比べても、
空港そのものも 通常に近い形でオープンしていましたし、
信号機も回復 ただ、相変わらず、瓦礫 特に鉄くずや流された車が積み上がっている区域がありました。

仙台市街はもともと 美しいままでしたが

湾岸部はどうなんだろう・・・
石巻の人たちは元気なんだろうか・・・
改めて、また訪問したいと感じました。

ただね、 
命の瀬戸際に立たされたとき、人は真剣になり、 本気になり、
ぎりぎりのところで、命が輝き始める場面にも遭遇しています。

今までの日常がどれほど 幸せであったかを 再認識したり、
真剣に人のために役立つことをしたいと思い始めたり、
苦難は人を鍛えてくれるという見聞を今回もたくさん教えられました。

目の前の大きな苦しみも、
みんなで助け合えば、 超えやすくなります。

あなたは一人じゃない。
みんなで 頑張っていきましょう。

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